胎動カウントはいつから?目安は妊娠32〜34週ごろ

胎動カウントをいつから始めればいいか、結論からお伝えします。日本では、妊娠32〜34週ごろが目安とされています。この時期になると、赤ちゃんの動きが強く、はっきりと規則的になり、量を意識して数えやすくなるためです。それより早く胎動を感じていても、すぐに毎日数えはじめる必要はありません。リスクの高い妊娠などで、かかりつけ医から早めにと言われている場合は、その指示を優先してください。

欧米では28週ごろからとされることもありますが、日本の産婦人科や助産師の手引きでは、32〜34週を目安とするのが一般的です。このページでは、その理由と、「胎動を感じる」ことと「数える」ことの違い、そして始め方をお伝えします。

要点

  • 数えはじめる目安は、妊娠32〜34週ごろ。 動きが強く、規則的になる時期です。
  • 胎動を初めて感じる時期とは別。 初めて感じるのは妊娠18〜20週ごろ、数えはじめるのは32〜34週ごろです。
  • 欧米の28週とは違う。 日本では32〜34週が一般的な目安です。
  • リスクの高い妊娠では、早めに言われることも。 その場合は、かかりつけ医の指示を優先してください。
  • 始めるのに遅すぎることはない。 臨月からでも、その子の「いつも」を知るには間に合います。

胎動カウントは、いつから始めればいいですか?

くり返しになりますが、目安は妊娠32〜34週ごろです。妊娠後期に入り、赤ちゃんが大きくなって動きに力が出てくると、ひとつひとつの動きがはっきりと感じられるようになります。眠りと目覚めのリズムもはっきりしてきて、「ふだんよく動く時間」が見えやすくなります。だからこそ、この時期が数えはじめるのに向いているのです。

産婦人科医が監修する情報や、助産師の手引きでも、胎動カウントを始める時期の目安として、妊娠32〜34週ごろが紹介されています。数字に幅があるのは、赤ちゃんの育ち方や動き方に個人差があるからです。32週でしっかり動く子もいれば、34週ごろにリズムが整う子もいます。

なぜ、28週ではなく32〜34週なのですか?

胎動カウントの開始時期は、国や情報源によって少し異なります。欧米では妊娠28週、つまり妊娠後期の入り口から意識をすすめることがあります。一方、日本の産婦人科や助産師の手引きでは、妊娠32〜34週ごろを目安とするのが一般的です。

どちらが正しい・間違っているということではありません。ただ、日本でかかりつけ医や助産師から「胎動を数えてみましょう」と言われる時期は、多くの場合32〜34週ごろです。ですので、このページでも日本の医療慣行に合わせて、32〜34週を目安としてお伝えしています。具体的な数え方は、胎動の数え方(胎動10回法の手順)をご覧ください。

「胎動を感じる」のと「数える」のは、別のことですか?

はい、この2つはよく混同されますが、別のものです。

胎動を初めて感じるのは、初産婦では妊娠20週前後、経産婦では18週ごろが多いとされます。はじめは「腸が動いたかな」と思うような、ごく弱い感覚のことが多く、これは赤ちゃんが元気に育っているサインです。

一方、**時間をはかって数える「胎動カウント」**は、動きが強く規則的になる妊娠32〜34週ごろからが目安です。早い時期に胎動を感じても、その動きはまだ不規則で、毎日きっちり数えるには向いていません。早く感じることと、数えはじめることは、別のタイミングだと考えてください。

32〜34週より前に、できることはありますか?

あります。数えはじめる前の時期は、赤ちゃんのふだんの動き方に、ゆっくり慣れていくよい準備期間です。よく動く時間帯、お腹のどのあたりで感じることが多いか、どんな動きが多いか — こうした「その子らしさ」に気づいておくと、32〜34週から数えはじめたときに、自分の基準を持ちやすくなります。

ただし、この時期に「いつもより明らかに動きが少ない」「半日まったく動かない」と感じたら、週数にかかわらず、その日のうちにかかりつけ医に相談してください。数えはじめる前でも、いつもとの違いに気づいたら相談する — この姿勢は、妊娠期間を通して変わりません。妊娠後期の動きの変わり方については、妊娠後期に胎動はどう変化するかもご覧ください。

よくある質問

32週より前から数えはじめてもいいですか? 早く始めること自体に問題はありませんが、32週より前は動きのリズムがまだ安定しないため、毎日きっちり数えるより、ふだんの動き方に慣れることのほうが向いています。リスクの高い妊娠などで、かかりつけ医から早めに数えるよう言われている場合は、その指示を優先してください。

胎動を初めて感じる時期と、数えはじめる時期は違うのですか? はい、別のものです。胎動を初めて感じるのは、初産では妊娠20週前後、経産では18週ごろが多いとされます。一方、時間をはかって数える「胎動カウント」は、動きが強く規則的になる妊娠32〜34週ごろからが目安です。早く感じても、すぐに数えはじめる必要はありません。

臨月(妊娠36週以降)から数えはじめても遅くないですか? 遅くありません。36週から始めても、その子の「いつも」を知るには十分間に合います。お産が近づいても胎動は減りませんから、臨月こそ毎日の動きに意識を向ける価値があります。今日から始めれば大丈夫です。

34週を過ぎても、まだ数えはじめていません。大丈夫ですか? 心配いりません。32〜34週はあくまで目安で、これを過ぎたら手遅れ、というものではありません。気づいた今日から、赤ちゃんがよく動く時間に数えはじめましょう。大切なのは、いつ始めたかより、その子のふだんの動きに慣れていくことです。


出典・参考:日本産科婦人科学会による胎動・妊婦健診に関するガイダンス、産婦人科医監修の妊娠情報(ままのて)、たまひよ/ベネッセ。この記事は一般的な情報であり、あなたの妊娠を診ているかかりつけ医の判断に代わるものではありません。

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